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新軍事ドラマ「中隊本部」

1 :専守防衛さん:03/07/26 01:02
読んでて笑えたのでつくってくれ。

概要:普通科中隊の中隊本部の毎日を、淡々と描く。
主人公:佐藤准尉(先任) 鈴木曹長(補給陸曹) 田中士長(給養係付)

あらすじ:定年間近の准尉の目を通し、自宅のローンに苦しむ鈴木曹長や陸曹
     候補生試験に受からない田中士長などの葛藤を描き出す。
     たまにある中隊検閲や戦闘団検閲をはさみながら、中隊本部の日常
     業務が圧巻である。

ネタの発端
■ 防衛における女性差別 ■
http://society.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1044494214/
のレス番80辺りから

324 :スキップ・ビート:04/05/19 14:55
番外編・外止め・・・

「三島、司令部のマニア娘はどうなった?」ここは三島の住む居室である。
三島とマニア仲間の田島3曹は三島のベッドに座っていた。読んでいる本は
「イノセンス絵コンテ集」である。三島はゲームを中断した。「いやァ〜一
緒に外出して遊びに行く予定だったんスけどねェ・・・」TV画面では勇者
アーサーがパンツ一丁で佇んでいる。「外出できなくてもメールくらいして
ンだろ?そんなマニアな会話できる娘なんかそうそういないぞ」田島3曹は
半年先輩である。早稲田大学を中退して入隊した異色の普通科隊員だった。
三島と同じく普通科らしからぬ雰囲気である。「そっスね〜でももうちょっ
とパイオツカイデーだといいっスね〜!」 「綺麗な顔にデカイ乳、言う事
ないな」渋い声で田島3曹が言う。「さすが戦車殺しの田島先生、わかって
らっしゃる!あとはパイパンだったら言うことねーっスね!」 「三島・・
いーねー!!」やっぱり普通科だ・・・。三島は「大魔界村」を再開した。
この後も淡々と猥談に花を咲かせる二人であった。

外止め編、不定期につづく・・・

325 :専守防衛さん:04/05/19 20:20
非常に面白いですね。これ。
ところで作者様はもしかして昔市ヶ谷におられました?
なんか登場人物に心当たりのある方がいたりしたので。

まぁ、単に自衛隊ならではどこにでもいるといった感じであるのかも知れませんが。

326 :スキップ・ビート:04/05/19 21:30
ギクッ・・・

327 :専守防衛さん:04/05/19 21:32
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

328 :専守防衛さん:04/05/19 22:23
試験日 三島を初め、受験者、皆自身にみちあふれた顔をしている。重迫の神田士長は三島と同期なのだが。自信にみちあふれた三島の顔を見て驚く「三島、なんかかわったな〜」と神田が聞くと・・・

329 :専守防衛さん:04/05/19 22:28
三島は「一次受かってから一番、努力したのは俺よ!特に連休なんてヒドいもんよ!思いだしたくもないけどな。けど、今日から外出出来るんだ、とりあえずはりきっていくぞぃ」と言う。「連休?お前とこも午前だけじゃなかった?」と神田

330 :専守防衛さん:04/05/19 22:32
「あぁ、他の奴はな、なぜか俺だけずっと」と辛い連休を思いだす。連休編 始まり

331 :専守防衛さん:04/05/19 22:44
四月29日 「じゃあ今日は終わり」と田浦が言う 皆、解散し始めた時、林2曹が来た。「おぅ、三島、午後は13時からな。ジャージでこいよ」と言う。三島はぽかんとして「へ?俺だけ?ですか?」当然とばかりに林も田浦もうなずく。青ざめる三島・・・

332 :専守防衛さん:04/05/19 22:51
駆け足をし、筋トレをしたのち、体力検定科目を一人黙々とやらされる。今までも、筋肉痛に悩まされていたが。比べ物にならないくらい、痛かった。やめたかった。しかし、夜。青木を初め、各支援で知り合ったワックから、励ましの電話がかかり、元気がでるのだった

333 :専守防衛さん:04/05/19 23:05
もしかして、1中?

334 :専守防衛さん:04/05/19 23:07
30日 「あたっ!」起きると体が痛い。嫌になる。携帯で時間を見るとメールが1通。(頑張ってる三島士長を応援します、へこんだ時はいい場所知ってまっせ。パクリ屋赤城チャン(笑))俺はモテキャラ?と調子に乗り教練の練習を張り切りであった。午後 来たのは倉田だった。

335 :専守防衛さん:04/05/19 23:18
倉田を見た三島はホッとした 人事が来た!午後は面接だな。と考えたのだ。しかし、甘かった 倉田曰く、「最近太ってなぁ、昔を思いだしてテンマイル行くぞ」と張り切り、実際走る その後は、体力検定科目 後面接 疲れている三島に倉田は「明日は岡野だぞ」と告げて帰る

336 :専守防衛さん:04/05/19 23:23
体が限界に来ていた。風呂に入り、寝ても疲れが取れない。なんか、成果も上がってないような気もする 明日、岡野2曹に正直に言って軽くしてもらおう。決心する三島

337 :専守防衛さん:04/05/19 23:35
次の日 午前を無事終わった。 岡野2曹がいる「じゃ、午後ジャージな」 「あの、実は・・・」話が話だけに中なか確信に行けない三島を尻目に岡野が「ここだけの話だけど、お前、師団記念の時のワックとどうなった?」と聞く 三島は驚き「えっ?」と、とぼける

338 :専守防衛さん:04/05/19 23:40
「綺麗な子だったよな、あれなぁお前に告白する所だったと思うぞ」三島は驚きの顔で「え〜!あの時の会話聞いてたんすか!寝てたって?」「あぁ、あれな、あの状況で本当の事言えないだろ普通」三島は少し照れた顔になっている

339 :専守防衛さん:04/05/19 23:44
その顔だと、まだ続いてるな?と岡野が聞くと三島はうなずく。「いいなぁ若いって。じゃあのワックの為にも今が頑張り所だな」と言われ。何も言え無い三島 結局、この日も連休特別訓練をしたのだった・・・

340 :専守防衛さん:04/05/20 12:58
  これ面白いよー。
  なんかセイシュンて感じだねえ。
  掲示板だから箇条書きみたいになってるけど、
  ふくらませてまとめたらいい本にならない?
  言ったらなんだけど
  2ちゃんに埋もれさせるのは惜しいわ。

341 :専守防衛さん:04/05/20 23:29
五月四日 三島の体も限界だった 今日の午前は何も無し、だった。外禁中の三島には関係ないが・・・ なぜなら三島には午後がある。今日は先任が来る 今のうちに体休めなきゃ ぐっすり昼寝する三島だった

342 :専守防衛さん:04/05/20 23:33
「おい!三島、起きろ!おい!」その声に起こされる。ぼけー、と見て見ると先任だった ふと、我にかえる三島 「すみません!今すぐ着替えます!」と大声を発する 「いや、ゆっくりでいいぞ、今日は走らんから」三島はその言葉を理解出来なくポカンとしていた

343 :専守防衛さん:04/05/20 23:38
「今日は面接の練習して、そのあと少し話しよう」いつになく、真剣な先任 三島はその顔をさっし素直は「ハイ」と言うしかなかった 。面接練習も終わりに近ずいた時「君は今、本当に陸曹になりたいの?」と真剣な顔で質問を受けた

344 :専守防衛さん:04/05/20 23:42
正直話、悩んでいた三島 さすがに表情は暗い。それをさっした先任は、静かに、そして気合いをいれながら、先任の陸士時代の話をしはじめた。

345 :専守防衛さん:04/05/21 12:14
先任の話を聞きながら、三島は筋肉痛で顔をゆがめそうになる。「痛いか?」「はい。」「まぁ、しかたがない。」と言ってまた、昔話をする。「昔は、5任期以上の先任士長が〜、で、早く陸曹になったもんじゃ〜、今は〜、先任士長と言っても〜」段々クドくなってきた

346 :観測斥候:04/05/22 00:19
ネタを思いついたんですが・・・

書き込んでもいいのでしょうか?>>ALL

347 :専守防衛さん:04/05/22 11:35
滅茶苦茶な設定変更さえしなければいいとおもいますが?

348 :まいにちWACわく!作者:04/05/22 18:52
>346

特に問題はないと思います。ごちゃ混ぜにならないように一気に書き込んだら、読む人にもわかりやすいかと…
別の中隊ってことにしたら設定変更もありかと

観測斥候ということは特科のお人?

349 :まいにちWACわく!番外編 佐藤士長の決意1:04/05/22 18:55
1972年2月…生活隊舎も無く売店も粗末だった駐屯地。日夕点呼を受けるのは将来の先任である佐藤士長だ


「…最近ちょっとたるんでねぇか〜おまえら?清掃もまともにできねぇで外出なんか…」当直・小倉3曹のネチネチとした話はまだ続く
「おい、佐藤…」点呼の列に並んだ佐藤士長に声をかけてくるのは同期の大村士長だ「アイツ、この寒いのにいつまで話続けんのかな?」
「しょうがないんじゃない?ああやって威張りたいから陸曹になったようなヤツなんだし」小声で答える佐藤士長
「お前もう任期満了で辞める気満々だもんな〜来月だっけ?」「そう、3月末さ。先任とかは『陸曹になれ!』の一点張りだけど」呆れたように言う佐藤士長
列の前では小倉3曹がまだ怒鳴っている「アイツみたいになりたくないしな。大村、お前は残るんだろ?」「あぁ、4月の試験を受けるよ。まぁやらなくても受かるんだけどね」

「おいおい当直陸曹さんよ〜消灯になっちまうんじゃないんですかぁ?」そうはやし立てるのは先任士長・久保田士長だ。5任期士長の久保田士長は小倉3曹より入隊が上である
「もう寝てもいいですかね〜」嘲るように久保田士長が言う、周りの陸士達も嘲笑を押さえる「…点呼終わり」顔を赤くして小倉3曹は去っていった

「あ〜あ、8班の連中はまたいびられるだろうな」部屋に戻りつつ佐藤士長は言う。8班は小倉3曹が班長なのである
「いやいや、明日の外出は『清掃の不備』を理由に不許可になるとかじゃねぇ?」大村士長も呆れたように言う

次の日、駆け足をする佐藤士長と大村士長たち「佐藤も残ればいいのに。まだ娑婆より気楽じゃねぇ?」大村士長が言う
「気楽だからいいってもんでもないだろ?それに立場サイアクだしな、今じゃゲバ棒振り回してるほうがヒーローじゃん。俺達は『体制のイヌ』だぜ?」そう言って呆れる佐藤士長
「いいじゃねえかイヌで、娑婆に出たら『企業のイヌ』だろ?」「どっちもどっちならかわいい姉ちゃんのいる方がいいぜ」そう会話しながら駆け足は続く




そのころ、長野県の山奥で何発もの銃声が鳴り響いた…

350 :まいにちWACわく!番外編 佐藤士長の決意2:04/05/22 18:56
課業も終わり2士連中が班長たちの靴磨きに精を出している、佐藤士長らは娯楽室でオセロや花札、将棋などで遊んでいた
「よし、王手!待ったなしですよ〜」と大村士長「む…こりゃぁいかんな」そう唸るのは久保田士長だ
「勝ったら外出増やしてくれるんですよね?」「…まだ勝負は付いてない!」久保田士長がそう言って盤面をにらみつける
その時だった「非常呼集〜!残留者は集合!」当直士長が叫んで回る「ん〜、また小倉のボケかぁ?」そう言いつつ外被を着て廊下に出る久保田士長達

廊下に立っていたのは小倉3曹だった。だが何か様子が違う
「本日午後3時頃、『連合赤軍』の連中が人質をとって軽井沢の『あさま山荘』に立てこもるという事件が発生した」行列内からざわめきが起こる
「現在、警察が包囲中だ。だが、この事件を機に各地の活動家が事件を起こす可能性がある!」さらにざわめく班員達
「よって連隊は、当分の間『第3種勤務態勢』に移行する!全員外出は禁止、以上!あとは部屋で待機しておけ」そう言って小倉3曹は立ち去っていった

「おいおい、長野の話なのにこっちまで巻き添えかよ〜」「アカはろくな事しねぇな…」「デートの約束はどうなんの?」口々に愚痴を言う営内者たち
みんな娯楽室に集まりテレビをつける「俺達も出動…するのかな?」不安そうに言うのは大村士長だった
「なんだ大村?ブルってんのか?」そう言って笑う久保田士長「アカどもをボコボコにしたらいいんじゃねえか、簡単簡単!」そう言ってゲヒャヒャと笑い煙草に火をつける
すっと灰皿を差し出すのは佐藤士長だ「あ〜あ〜大変だな…もうすぐ任満なのに」そう言ってため息をつく

廊下からは3小隊の小隊長・権藤1曹の声が聞こえる。どうやら事件発生の一報を聞いて駐屯地に駆けつけてきたようだ
「小倉ぁ、今すぐ動ける人員は何名だ?」「えっ?それはまだ…」「それを調べるのが当直の仕事だろうがぁ!!さっさと行け!」小倉3曹の太鼓腹に権藤1曹の蹴りがヒットする音が聞こえた
「あのバカ、なにやってんだか…」久保田士長はニュースを見つつボソッとつぶやいた

351 :まいにちWACわく!番外編 佐藤士長の決意3:04/05/22 18:57
次の日からは万が一の出動に備えての準備が始まった
「治安出動用の盾、木銃、催涙ガス弾、あとは…」「よし、これをトラックに積み込んでくれ」「防護マスクの点検は小隊ごと!」
着々と準備が進む「いいか〜柵の外から見えるところで準備するんじゃないぞ!あくまでもコッソリ準備だ」そう中隊長が言う

事件は膠着状態になってきている、日々の報道も変わりない。記者会見に出ている警視庁のお偉いさんも憔悴してる感じだ
「なんか一人殺されたんだって?」娯楽室で久保田士長が聞く「民間人が撃たれたらしいですよ」誰かが答える「へ〜警察の網を突破したのか、すげえな!」

その横で大村士長は落ち着かない顔をしている「俺達は…どうなるんだ…?」佐藤士長が答える「どうにかなるんじゃないか?考えすぎだろ?」
「お前はもう辞めるから…!」「おいおい、何をイライラしてるんだ?」「…すまん、しかしこんな事って…」首を振る大村士長
「ベトナムじゃもっと何人も死んでるんだろ?あっちは戦争だからな」「戦争なんて、俺達には関係ないと思ってたよ…」
肩をすくめ佐藤士長は言う「これが戦争か?俺達が出動する時は、もっとハードな事になるんだろうぜ」

報道のテレビ越しにも警察の焦りは伝わってくる「空挺の同期が『遺書を書いた』とかって電話で…」誰かが言っている
「俺達の出番だろうか?」「警察がやるんじゃない?」そういった会話が中隊内でも聞こえ始めた

そして2月27日、警察は「強行突入」を決意したようだ

352 :まいにちWACわく!番外編 佐藤士長の決意4:04/05/22 18:58
「…というわけで、警察の突入に合わせてわが連隊の管内でも不審な動きをする団体がいる、との情報がある…」
中隊長が全隊員を前に話をしている「今晩から明日にかけて、中隊は30分以内に出動できる体制を維持する」
「そりゃ『寝るな』って事かな…」列内で誰かがささやいた
「わが日本国の平和と安定は諸君らの双肩にかかっている…」演説のように熱っぽい話し方になってきた中隊長、旧軍時代を思い出しているのだろうか…

「大村、大丈夫か?」佐藤士長が心配そうに聞く「…あぁ、何もなければいいな」やはり顔が青い。深夜1時、各小隊持ち回りで不寝番をしている最中だ
「オレは…こんなに臆病だったのかな?」そうつぶやく大村士長「…」佐藤士長は何も答えない、いや、答えられない
娯楽室の時計の針が回る音がする、交代まであと少しだ
「オレ、間違ってたよ。自衛隊は『気楽な職場』なんかじゃなかったんだな…」深くため息をつき大村士長は言う
「オレも間違ってたかもな。『体制のイヌ』じゃねぇ、俺達は『番犬』だよ。あいつらはヒーローなんかじゃねぇ、悪党だ。俺達みたいなのがいねぇといけないんだ、この国には…」
そしてさらに夜は更けていった…

「お〜行け行け!」「派手だねぇ…鉄球だよ」「この寒いのに放水だって!やられた方は悲惨だねぇ」テレビを見つつヤジを飛ばす。28日、突入の日だ
「今のところ何もなさそうだな、やっぱり60年や70年安保の時と違うな〜」そう言って笑うのは権藤1曹だ
そして夜…人質救出&犯人全員逮捕で突入は終わった。殉職者2名の報に娯楽室は静まりかえった
「死んだ…か」「覚悟はしてただろうけど…」
「自衛隊にとっても、いつか人ごとじゃなくなる日が来るかもな」そうつぶやいたのは大村士長だった

353 :まいにちWACわく!番外編 佐藤士長の決意5:04/05/22 18:58
結局事件の後、『連合赤軍』の連中が行った凄惨なリンチ事件が発覚し、学生運動は急激に衰え始めていった

「やっぱり任満で辞めるのか?大村…」3月末、継続任用の手続きをした佐藤士長が言った「ああ、わかったんだ。オレは自衛官を続けられないってね」そう言って寂しそうに笑う
「…」「でもお前が残るから、中隊にはマイナスにならないよな」「そういう問題じゃ…」「どうして残ろうと思ったんだ?」そう大村士長が聞いた
「誰かがやらなきゃいけない仕事だって気づいたのさ、それに農家の四男坊のオレにはもう行くところがないからな」そう言って笑う佐藤士長
「オレは実家の工場を継ぐよ、これからは物作りの仕事が大事だろうから…」「そうか、がんばれよ!」

除隊式の日、5分咲きの桜の中を去る大村士長。佐藤士長は見送りもそこそこに、陸曹候補生になるためのなるための勉強に向かった…


「…そうして今、ここにこうしているのさ」そう言って先任は笑った「『命がけの仕事』の覚悟ができなかった大村は辞めた、最近の若い連中にその覚悟があるのかな?と思うんだよ」そう先任は言う
「…」三島は黙って聞いている「不景気だから人材はいくらでも入る、でも頭や体力だけで続けられる仕事かどうか、それは考えた方がいいな」そう言って先任は立ち上がる
「『陸曹になりたい理由』に生活を上げるヤツもいる、それは当然だろう。でもな、ホントにそれでいいのか、考える必要はあるだろうな」そう言って先任は去っていった

354 :専守防衛さん:04/05/22 23:07
泣ける(T_T) 素晴らしい感動の話です。しかも、赤城1士登場からの話が面白すぎです。一人一人の人物にも親近感がなぜかあります。それでは。今後も期待してます

355 :スキップ・ビート:04/05/24 19:29
番外編・外止め

「そりゃ先任には調子良く言っときますよ〜!」ここは三島の営内班、青森のお気に入り・上田
と話していた。「でも三島っちどうするの?陸曹目指して頑張るの?」三島っち・・・相変わら
ず軽いノリである。「そうだなァ、今回は見送ってもいいような気がするかも・・・でもまた体
力練成すンのめんどうなンだよね〜」ベッドの上で寝ながら話していた。筋肉痛がキツイ。
「まァたそんな事言って〜一気に行っちゃった方がいいンじゃないの?今回通っても音楽祭りは
来れるんですよね?」 「入校は来年のハズ・・・まァ音楽祭りはウチの中隊に支援依頼が来る
かわからんしね。なァーんつって連隊広報に根回ししてンだけど〜!」まったくこの男は・・・
「さすがは三島っち〜」まったくフザケタ会話である。「でもそんなに親身になってくれる先任
が居ていいですね!」上田もたまにはいい事を言う。「もし候補生になって支援に行けなかった
ら辞退しま〜す!」・・・台無しである。その後もどうしようも無い会話が続いたのであった。
「三島士長はホントWACの知り合いが多いっすよね〜」電話を聞いていた柳沢が寄ってきた。
「おっヤナギ君、おれはこの後中央音楽隊のお友達にも電話をかけにゃならんのだよ。また後に
してくれたまえ・・・あっ宮野ちゃ〜ん?」恐るべし三島!冗談と本気の境界線が分からない所
がこの男の魅力である。「この人、さっきはマジ顔で先任との事を語ってたのに・・・」柳沢も
呆気に取られていた。この後三島のアピールと調整は多方面に及んだという・・・。

外止め編、不定期につづく

356 :専守防衛さん:04/05/24 20:41


357 :専守防衛さん:04/05/24 22:45
五日、夕方 「あ〜あ、なんの為の連休だったんだ〜」 と田浦が叫べば「俺の青春返せ〜」と三島が叫ぶ そう、今日で連休は終わりなのだ。田浦が三島に「お前がそれを言うなよ!みんなお前の為になぁ」と言っている

358 :専守防衛さん:04/05/24 22:49
「はい、感謝しています」とお調子物の三島。田浦は真剣な顔をし「しかし、ここ最近じゃ珍しい話だよ、1次受かって外禁なんて、俺以来じゃないか?」三島は驚き「田浦3曹も体力なかったんですか?意外だなぁ」と言う

359 :専守防衛さん:04/05/24 22:53
田浦はあわてて「バカ、勘違いするな!俺らの時は当たり前だったんだよ。それに俺は体力も教練も面接も優秀だったんだぞ!」三島はニャニャしながら「自分でそこまで言えればたいした人ですね」さらにニャとしている

360 :専守防衛さん:04/05/24 22:56
「そんな優秀な班長に指導された事を誇りとし、自信をもって2次受けます。無事終わった時はまた、音楽祭り支援行かせて下さい。」と、とんちんかん発言をする三島だった

361 :専守防衛さん:04/05/24 23:01
田浦は、はぁ?とした顔をし、「早くも予定か?あのなぁ、今は支援より2次の事だけ考えろよ。お前の為に中本のほとんどの人が連休潰して出てきたんだぞ。」 「はい、感謝してます。本当です。」 「よし、それならいい」さらに話は続く

362 :専守防衛さん:04/05/24 23:05
「よし、こうしょう。二次で三島がそれなりの結果をだしたら支援に名を入れるようにする、期待を裏切ったら、支援には絶対行かせない。よし、これで決定!じゃ俺は下宿に帰るぞ、じゃあな」三島はただ、呆然と立ち尽くしていただけだった

363 :専守防衛さん:04/05/25 16:25
下宿に帰った田浦3曹編。休暇最後、下宿で一人焼酎を飲みながらネットをやっていた。1チャンネルと呼ばれるサイトを見ると自衛隊板がある。何げに見ると・・・ 軍事ドラマ「施設科中本」と言うスレがある。「面白い!」何か、共感を得た夜だった。

364 :専守防衛さん:04/05/25 17:17
「なんかなぁ随分、うちと似ているなぁ、まぁ自衛隊はどこ行っても同じって事なんだろうなぁ」田浦をそこまで言わせる軍事ドラマ 施設科 中本の気になるスト〜リィを概略説明しよう

365 :専守防衛さん:04/05/25 18:59
ドラマは2士WACが初配属されたばかりの施設中隊 中本を中心となっている WACを取り巻く騒動 中本に支援要因となっている陸士長のどたばた劇 中本要因の現在と過去のエピソード もちろん日常の訓練、業務、生活などのドラマなのである

366 :専守防衛さん:04/05/25 19:04
施設の事がよくわからない田浦でも楽しく読める内容に親しみを感じた。多分、今の俺と似た苦労してる人が自衛隊には沢山いるんだろうなぁ そう思うと、自然と笑みがこぼれる田浦だったのである。次の展開が楽しみだ。 こうして田浦の長く、短い連休は終わった

367 :専守防衛さん:04/05/25 20:04
「ば、馬鹿な。」
いきなり中国の戦闘機が攻めてきた。
最新型のSu-30MKKである。
圧倒的なその強さに仲間は次々に殺されていく…
バコーン ドカーン シュカーン
「うう…」
部隊は… 全滅した…

368 :専守防衛さん:04/05/25 21:14
>>367
つまんないしー。
スキップビートみたいに気の利いたの書けよぉ。

369 :ばっとかるま:04/05/25 21:39
「なんだ〜、こりゃ!」
連休最終日、点呼前の営内に柳沢の絶叫がこだました。
「いや〜、友達がバイトしている会社のソフトらしいんですが
 たまたま帰省した時にばったり会っちゃってほとんど押し売りみたいに買わされちゃったんですよ」
久しぶりに実家に(と言っても電車で2時間ほどの所だが)帰省した川原1士は
営内にかえって来るなり柳沢にこのソフトを差し出し「ちょっとやってみませんか?」と誘ったのだ。

「しかしこのゲーム、バランスがめちゃくちゃだな〜。よく発売する気になったよな?だいたいなんだってこんな所に中共軍が出てくんだよ?」
三島のまめな営業電話を聞かされ続け、挙げ句の果てにこんなクソゲーを知らずにプレイさせられた柳沢は愚痴るように川原に言った。
「すいません。でもその会社、今マジでやばいらしくってそいつも困っているらしいんですよ」
川原はすまなそうに、しかし不幸を共有させたモノ特有の優越感に浸った顔をした。


370 :専守防衛さん:04/05/25 21:44
キーン フーン
攻撃してきた戦闘機は去っていった。
数時間後、救援が来た。
「おお、大丈夫か?」
「ああなんとか、ありがとう。」
「ほかの仲間はどうした?」
「…皆死んじまった。」
「くっ、畜生が!」

自分は助けられたが何か気が抜けたような感じがした。

371 :専守防衛さん:04/05/25 22:10
パシャパシャ ワーワー
多くの報道陣に囲まれた。
「今回、中国が攻めてきたのはどうしてですか?」
「戦闘機が攻めてきて何故対処できなかったんですか?」
「何故あなただけが生き残ってるんですか?」
「これは中国の宣戦布告でしょうか?」
一斉に質問をしてきた。
「答えてくださいよ!」
「・・・・」
何も言えなかった。この場がつらかった。
俺は走って逃げた。

372 :ばっとかるま@火消し中:04/05/25 22:30
はっ、
柳沢はバネ仕掛けの人形のように上半身起こした弾みでを目を覚ました。

辺りを見回すと暗い部屋の中で軽いいびきが聞こえた。
「何だ、夢かよ・・・」
ほっとした柳沢はいびきのヌシ、川原をにらみつけ
「おまえがつまんねーモノやらせるから、変な夢見ちまったじゃぁねえか」
と独り言をつぶやいた。

午前2時過ぎ
とりあえず一息つくまで眠れそうにない。
柳沢は静かに部屋を出て喫煙スペースへと向かった。

当直陸曹に気付かれないようにそっと紫煙を吐き出す。
「ふ〜」
普段はあまり吸わないたばこだが精神安定作用は抜群だった。
その成果部屋を出たときは全身汗だらけだったが
今は逆に汗がひいてせいで背中がぶるりと振るわせた。

柳沢はたばこを丁寧にもみ消し、集積缶へ捨てるとかすかに覚えた尿意を解消するためトイレへ向かった。

中隊本部 状況外番外編 終了 引き続き本編をお楽しみ下さい


373 :敵の搭乗する戦闘機:04/05/27 18:25
Su-30MKK2(最新鋭多目的戦闘機)
http://images.qianlong.com/mmsource/images/2003/08/27/js0827maks-02.jpg
J-10(高性能軽戦闘機)
http://aircraftstories.free.fr/mono/j10/6.jpg
JF-17(近代化改修MiG-21)
http://images.qianlong.com/mmsource/images/2004/04/10/js0410fc-1p1.JPG

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